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2007年04月02日
快適な住環境~その2~
日に日に暖かくなってきましたね。
そのせいか吹く風が心地よくなってきました。
「日当り」は誰もが南向きの部屋を好むように、もう快適性のスタンダードになりました。
前回お話させていただいたとおり、「日当り」はうまく活用すれば快適な生活空間が出来上がります。
でも、けっこう忘れがちなのが「通風」です。今回は風通しのお話です。
「風通し」は文字通り、家の中を風が通る、風が吹き抜けていくことです。
そのため、必ず、風の入口と出口が必要になります。
そして、その風の出入口は、風上と風下にあるとより効果が期待できます。
ここで問題となるのが、どの方位から風がよく吹くかです。
日本は南北に季節風が吹くため、一般的には南北方向に風が抜けるような間取りを考えてきました。しかし、風は地形や建物の形・密集度などさまざまな原因によって、地域ごとに変化します。
つまり、南北の季節風だけを考えるだけでは快適に風を取り込むことができないこともあるのです。ですから、これから家を建てようとする土地が“どの方位からの風が多く吹くか”を知ることは風通しを考える場合とても重要です。
ちなみに、地域によって風が多く吹く風向を「卓越風向」と呼んでいます。
どうしたらその卓越風向を知ることができるかというと、その土地に風向・風速計を設置して1年間くらい測定すれば完璧です。って、そんなに悠長に時間を使ってはいられませんよね。
そこで、よく使われるのがアメダス気象データです。天気予報でよく耳にすると思いますが、全国各県あわせて約1300地点で毎日測定を行っています。そこの風向データを使って風配図と呼ばれるグラフを季節ごとに作成するとその地域の大まかな風向きがわかります。
下記のグラフは前橋市のアメダスデータより作成した風配図です。
冬は北西の方角から風が多く吹き、夏は南東の方角から多く風が吹いているのが読み取れます。

大まかでも季節によって風がよく吹く方角がわかれば、窓の配置で夏は風を取り込み、冬は避けることができるようになります。そうすれば、クーラーだけに頼らない健康的な生活が送れるのではないでしょうか。
自然に吹く風って結構気持ちいいですよ。
今回も、 富田@四季の住まい 設計部 でした。
投稿者 群馬県の注文住宅 四季の住まい : 2007年04月02日 21:15
カテゴリー:[ 設計情報 ]
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