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2009年12月05日

広がり間取りのポイント その5

新築住宅を群馬でお考えの方をサポートする自然素材とエアパス工法の四季の住まいの富田@設計部です。




シリーズでお伝えしています、広がり間取りのポイント
今回は、「吹抜けは生活空間につくる」です



 
玄関に入ると・・・吹抜けのある大きなホールがあって・・・
といったモデルハウス、またはそういった家を見たことがある人は多いと思います。

 

玄関に入った瞬間にひろがる大きな空間は、見栄えとしてはとてもよく感じるかもしれません。・・・が、実は玄関に吹抜けを造ることはあまりよい提案とはいえないのです。
 
 

なぜかと言えば・・・

 
 
例えば、冬の季節を想像してください。
外は寒いので家の中は暖房しています。
誰かが訪ねてきて玄関を開けた瞬間・・・
 
 

廊下や吹抜けを通して、冷たい空気が一気に家全体に流れ込みます。
せっかく部屋を暖めていたのがだいなしです。
 
 

吹抜けを造る主な理由のひとつは、1、2階の生活空間をつなぐためです。
1階と2階に立体的なつながりをつくることで、より家族間のコミュニケーションもとりやすくなります。
台所から「ごはんができたよ~」という声も吹抜けがあることで2階の部屋までよくとおりますしね。
 

そのため、吹抜けは玄関ではなく、リビングのような生活空間に設けることが有効なのです。
そして、リビングの高さ方向に変化のある空間とするために、吹抜けはなるべく大きくとった方がより効果的です。

 
 
 
さらに、吹抜けは生活空間のつながりだけではなく、
環境的にも有効な手段です。
南面に設けることができれば、日射を多く取り入れることができ、とても気持ちのよい空間ができあがります。
また、日射だけでなく風通しといった効果も期待できます。

 
一般に1階の北側は水廻りになることが多くあります。そうした場合、北側に開口となる窓をうまく配置できないと、南北に風の通り道をつくることが難しくなります。しかし、吹抜けがあれば、上部に風を抜くことができ、風の通り道をつくることができるのです。

 

 
 

このように吹抜けは日射や通風といった自然エネルギーを有効に活用することができ、そうすることで機械設備に頼りすぎないエコな生活が実現できます。
 
 
 

せっかく吹抜けをつくるのであれば、
環境にもやさしく、生活をつなぐことのできる位置にするのがおすすめです。

 
 
 
 
 
 
 

参考文献:「暮らしから描く快適間取りのつくり方」吉田桂二編 / 彰国社
 
 
 
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投稿者 富田 : 2009年12月05日 16:57

カテゴリー:[ 設計情報 ]

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