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2007年02月01日

「外貼り断熱工法」という言葉の一人歩きに思う (その1)

私の記憶によれば、外貼り断熱工法という工法が出現したのは、昭和55年くらい前に遡ると記憶している。
当時、国策として住宅の省エネルギー化を推進することになり、断熱基準が告示されたが、住宅メーカー以外ではあまり認識されず、「エアサイクル工法」を手掛けるグループの単なる断熱工事の仕方として使われていたもので、単独の工法としては認識されてはいなかったのです。

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その後、平成4年に基準が改正され、断熱の仕方に関心が高まりました。この時初めて断熱は隙間があると、かえって色々不都合な諸問題が発生することが認識され、建物の外側を板状の断熱材で包んでしまう施工の仕方が施工精度上最も有効であることが認識され、外貼り断熱工法と名付けられました。

時を同じくして地域の工務店の間で住宅メーカに対抗しょうとする気運が高まり、またライバル他社との差別化を図るために新工法の模索とグループ化が始まりました。そんな流れの中で、外貼り断熱工法にスポットを当てた本が出版されたり、グループの広告戦略で派手に取り上げられたりして、外貼り断熱工法という言葉が一人歩きするようになりました。

確かに従来の壁の間に貼り込む綿状の断熱材と比較すれば、気密化が求められる現代の住宅では、施工上では遙かに精度の高い施工が出来るのでメリットは多いですが、一番優れた工法であるかの様に報じられていることに疑問を感じます。

次回にその理由を書きますのでご期待下さい。


投稿者 小井土 : 2007年02月01日 15:01

カテゴリー:[ 工務店の使命 ]

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